トヨタ自動車は、米国で約100万台をリコールする。センサーの問題により、助手席側のエアバッグが正しく作動しない恐れがある。
トヨタの20日発表によれば、「トヨタ」および「レクサス」ブランドのセダンとスポーツタイプ多目的車(SUV)の一部で、搭載されたセンサーが同乗者の体重を不正確に検知し、衝突の可能性がある場合にエアバッグが設計通りに展開しない恐れがある。リコールの対象となるのは、2020-22年モデルのガソリン車およびハイブリッド車(HV)の一部で、トヨタの「アバロン」、「カムリ」、「カローラ」、「ハイランダー」、「RAV4」、「シエナ」、レクサスの「ES」と「RX」が含まれる。
トヨタは、ディーラーがセンサーの点検を行い、必要に応じて無償で交換すると説明。対象車の所有者には来年2月半ばまでに通知するとしている。