相場分析　3月14日（木）

指数は本日、底値探しからの反発を示す形で推移し、日足では下ヒゲのある小陽線を形成しました。前場では昨日の夜間の米国株式市場の下落や、NVIDIAの1%下落の影響を受け、市場は小幅な安寄りしました。ハイテク株の下落が指数を下押ししましたが、後場に市場が安値で持ち直し、ハイテク株の反発により指数は底堅く推移しました。結果として、大引けは38807.38円で取引を終え、111.48円（0.29%）上昇しました。

セクターでは、全体が反発を示し、33の業種のうち28が上昇し、5が下落しました。中でも、電力・ガス、石油・炭鉱、非鉄金属セクターが最も上昇しました。一方、紙製品、銀行業、サービス業セクターが最も下落しました。
ハイテク株が本日の取引中に反落を止め、市場が安値で受け入れを示したことが指数の反発につながりました。
明日は引き続き、ハイテク株が持続的な反発に入るかどうかに注目してください。

個別では日本精蝋<5010>、Ｊａｐａｎ Ｅｙｅｗｅａｒ Ｈｏｌｄｉｎｇｓ<5889>、かんなん丸<7585>がストップ高でした。アウンコンサルティング<2459>、日本アンテナ<6930>は一時ストップ高と値を飛ばしました。
松井建設<1810>、北野建設<1866>、ヤマト<1967>、暁飯島工業<1997>、テンポスホールディングス<2751>など41銘柄は昨年来高値を更新しました。不二サッシ<5940>、イクヨ<7273>、第一商品<8746>、ファブリカコミュニケーションズ<4193>、クオンタムソリューションズ<2338>は値上がり率上位に買われました。

今日の市場は全体的に反発しましたが、ハイテク株のフォールバックや日本の金融政策に対する懸念から、比較的慎重な状況が続いています。将来の市況は引き続きレンジ相場も可能性が高く、慎重に様子見をすることをお勧めします。
同時に、保有銘柄を整理し、弱気銘柄を決済し、強気銘柄を保有し、ポジションを減らしてリスクを管理することをお勧めします。